以前同じジムに通っていた人と
バッタリ、コンビニで鉢合わせた
体重100㎏以上ある
その人は
仕事帰り
何時もスポーツジム閉館30分前にチェックインをして
10分ほど時間をかけて着替えをすませ
15分ほどバイク(自転車)をこいで帰っていく
バイクを漕ぎながらもiPhoneが手放せず
2台のスマホを交互に操作するため
ハンドルを握らない
そのため心拍が測定できず
インストラクターさんがいつも励ましていた
当時マロはガツガツ
ダイエットをしていたけれど
元100kg越えの仲間意識と言えば良いのか
その辛さが分かるため
内心で
「頑張れ!頑張れ!」と
声援を送っていた人だった
今からジムに行くはずの
その人
今から行けば
ジムの閉館まで2時間半はある
コンビニの雑誌コーナーで
立ち読みしている
その人は
おそらく
このあと2時間
あの雑誌コーナーから動かない
何時も
そうだった
ジム近くのコンビニや
スポーツジムの駐車場まではやって来る
ジム近くには数時間前に着いている
けれど
そこからが動かない
おそらく自分の意思でダイエットをしていないのだ
家族や第三者から
「痩せないとダメだ」と
ダイエットを強制させられているのだと思う
ただでさえ体力を消耗しきる肥満体型
さらに仕事の帰りのお疲れモードの中
加えて運動をするのはとてもキツい
しんどくないはずがない
だからと言って
ジムをサボって家に帰れないのだろう
スポーツウェアに着替えないと
運動をしていないことがばれるのだろう
ちょっとだけ
運動をしている
素振りをしているのだと思う
なぜならマロが
自分の意思ではなく
誰かにダイエットを強要されていたとしたら
同じようにすると思うから
その辛さや気持ちが
手に取るように分かる
何時ものように
ジム近くのコンビニの
雑誌コーナーで
立ち読みしているその人
良くも悪くも
以前から全く体型は変わっていない
ハァ…
今やマロは
その人と同じぐらいの体型
当時マロは
ジムで2時間は汗を流し
ウォーキングだって2時間近くしていた…
体重だって70㎏も減らした
しかし
まったく痩せていない
その人と
一旦は痩せたけれど
体型が元に戻ったマロとでは
どちらが
優っている?かとするなら
マロの惨敗だな…
自分自身に
「頑張れ!頑張れ!」