冷蔵庫の中を眺めるマロ
なぜか大量のデザートが各2個ずつある。
パイナップル丸々2個/ヨーグルト2個
桃ゼリー3個/珈琲プリン2個
木苺ババロア2個/マンゴープリン2個
ミニ羊羹2種類/無糖コーヒー2本
たこせんべい特大1袋(お土産に貰った)
口紅2本
どうも…マロの最小単位は2らしい
ダイエットをしているが
食べたい物は我慢せずに食べている
とはいえ甘い物の摂取は昼食までの時間に1種類だけと決めている
もちろんデザートを食べない日もあるので
どんどん冷蔵庫にデザートが溜まる一方なのだ
では買わなきゃいいじゃないか
と思うが…
食べたい物を購入した達成感で
食べたい欲望の7割は満たされている
買ってさえいれば
いつでも食べられる
その安心感から
食べなくても食べた気になっている
マロ『パイナップル以外は冷蔵庫の中、好きなもの食べていいよ』
そう家族に声をかける
翌日には魔法がかかったように
見事に空になる冷蔵庫
さて…行動パターンをリセットして
マロの最小単位を1に戻さなきゃ
夜
今はまっているヨーグルトを1個
買い物カゴにいれた
悪魔マロが囁く
『これ美味しいよ』
『1個でいいの?何時も夜になったら売れ切れているよ』
天使マロとの葛藤
『明日は遠出した先で美味しいもの見つければいいじゃん』
『秋の新商品!新しい味に挑戦してみない?』
心の声『それいいね』
Win天使マロ!
ヨーグルト1個のレシート
新しい自分の
小さな、小さな一歩だった
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