太った体形を
知り合いに見られるのがイヤで
街などで知り合いを見かけると
隠れていたけれど
逃げることができていたあの頃は
まだ細かった
そう実感する
123kgまで体重が増えると
もう逃げる気力も脚力もない
他人の空似作戦も
ことごとく失敗して
最近では開き直り
太い身体も個性だと
堂々と立ち向かうようになった
するとどうだろう…
あんなにも
厳しく険しく冷たかった視線が
生暖かい…
今までのような
軽蔑しきって
どこか見下したような視線は少し薄れ
今や
哀れみを持ったような
静観するような
それでいて
心配そうに眺められている
そんな表情を見せないでよ…
こっちだって複雑な気持ちなの
ただちょっと悔しい
大幅リバウンドで
63㎏から124㎏まで一気に太ったのに
なぜ同一人物と分かるのだろうか?