秋祭りだ
今日ほど女性である事を悔しく感じる事はない
なぜなら御みこしを担げないから
御神輿が街中を練り歩き
太鼓のお囃子が心地よく響き渡る
勇壮な男衆が
命懸けでかきあげる御神輿
身体の芯が熱くなる
マロが男性なら御神輿を担げたのに!
御神輿を担ぎたい!
マロが男性だったら
この巨体を活かし親方衆の端くれくらいには……なれないかw
同僚『マロって祭太鼓が聴こえると忽然と消えるよね』
確かに…
無意識で駆け出し気が付いた時は
沿道を進む神輿の後を歩いている(笑)
命懸けで担ぐ神輿
見せ場は困難な難所で
御神輿を落とさないように命の人柱を入れ担ぎ入れる宮入だ
担いでいる男衆からしたら
たまったものじゃないのかも知れない
見ているほうもたまったものじゃない
それが祭りだ!
日ごろ身体に合わないスーツ
ボロボロしわくちゃの作業着
タバコを片手にケダルそうにしている人も
ハチマキにハッピを身にまとい
苦痛に歪んだ顔で威勢よく
神輿を担ぐ姿は
眩し過ぎるほど輝いて見える
ワッショイ!ワッショイ!
全身の力で神の魂を揺らしながら霊威(活性)を高める
担ぎ手はさまざまな体格の人がいて
ガリガリさんも太っちょさんも
ヤングもシニアも全員かっこよすぎた
一生懸命な人は体型に関わらず
これ程に輝いて素敵に見えるんだなぁ
自分の容姿のコンプレックスから
ついつい うつ向き加減になってしまう事があるけれど
自分自身に自信をもって
堂々としていればいいのかも知れない
御神輿は神聖なもの
マロは一生神輿を担ぐ事はないけれど
やはり神々しい力を宿しているのだろう
見ているだけでチカラが漲ってくる
そう感じて
堂々と胸を張って神輿行列を後にした
ワッショイ!└(´ー`)┘ワッショイ!
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