『そうそうあのデブ』
『デブだから無理でしょ』
アッハハハ
『…そこがデブの面白いところよ』
アッハハハ
『それにあの腹!デブのあの腹ナイワァ~』
アッハハハ
『デブだから仕方ないじゃない?』
アッハハハハ
『…所詮…でしょ~』
アッハハハ
『デブは見苦しいからねぇ~』
アッハハハ
『…だってなおらないじゃない?デブですもの小杉』
小杉?
あぁ~漫才師ブラックマヨネーズの小杉さんの話しかぁ~
前ヒラパー兄さんの話しみたいです
実は
喫茶店でお茶をしているとき
真後ろの席から
聞こえてきた会話である
おそらくテレビ番組の内容についての
会話だったのだと思いたいけれど
その会話が小杉さんではなく
マロに向かって言われていると
勘違いしてしまったマロは
石のように固まってしまって
身動きできなくなっていました
デブの単語だけ
やたら大きな声で強調し
何度も何度も
デブ、デブ、デブ、しつこく連呼する
単純に小杉さんの話しなのか
小杉さんをマロとダブらせて話しているのか
本意は判らなかった
どんな人達が会話しているのだろうか…
気分を害したため
とっととお茶を切り上げて
去り際にお顔を拝見したら
年の頃70歳代?と
お見受けする
白髪の年配女性の5人組み
うっ。
年功序列ですね
大人しく立ち去りました
なんだろ
無駄にココロが傷だらけなの…
『デブの語源』
「二重顎」を意味する英語double chinが
肥満を揶揄するスラングとして使われているうちに
明治時代以降の日本において
「でぶちん」として聞き取られて次第に略された