真夜中のウォーキング
いつものように歩き始めると
暗闇の中
前方に複数の男性の人影が見えた
こんな真夜中に一体…
何をしているのだろう?
自転車で乗り付けた数名が
自動販売機の明かりを囲み
タバコをふかしながら騒いでいる
なんとな〜〜く
近づいたらダメなような気がして
くるっ!と180度回転
コースを逆戻り
困った…
いつものコースが使えない…
迂回路もない…
と、悩んだ挙句
コースは自分で決めているもので
あってないようなもの
目安の10,000歩以上を
歩ければ良いのだと思い
いつものコースとは異なる道を
適当に歩き始めた
するとどうだろう
各家々の番犬に
吠えられる×吠えられる
ワン!ワン!ワン!ワーーーン!
マロが歩いている時間は
深夜の0時〜2時
1匹の犬が吠え出すと
隣近所の犬も吠え始め
真夜中に
4〜5匹の犬の吠え声が…
響き渡った
ワン!ワン!ウーーッ!ワワワン‼︎
「ごめんなさい!」と
足早に駆け抜けるものの
これじゃぁまるでマロの方が
不審者だった
できるだけ民家の少ない道を選びながら歩くも
人影にセンサーが反応
防犯灯に浮かび上がった
うわッ!
人影をセンサーで感知
自動販売機が起動した
うわッ!
うわッ!
うわッ!
歩くと言うよりも
なぜか逃げ惑うに近かったウォーキング
いつも何の気なしに歩いているコースの最強説
毎日使っているウォーキングコースは
毎日歩いているため
犬小屋の前を通っても吠えないし
地面の形状や凹凸も身に染み付いているため
暗闇でも足が取られる事は無いのだけれど
初めてのコースは
起伏に足が取られるし
アチラコチラでつまずくし
水たまりにピチャ!とはまるし散々
いつものコースのありがたみを実感しながら
真っ暗でどのようなコースを歩いたかも
はっきりとわからないまま
腕に着けているムーヴバンド(活動計)が
10,000歩に達したことをブルブルと振動で知らせてくれた
ホッ。
いつもより距離は短いけれど
夜のウォーキングはこれにて終わり
氷が張るような寒い真夜中
そう毎日 夜に騒ぐ人は
いないだろうけれど…
普通のことが普通である事の
ありがたみを実感したのでした
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こんばんは
うん(*‘∀‘)
心配してくれて
ありがとうねぇ~